THE KIYOSHI HAYAKAWA FOUNDATION

代表理事の挨拶

早川書房創始者 早川清 財団理事長 早川浩

 早川清は、1945年8月15日に早川書房を興し、演劇雑誌『悲劇喜劇』を創刊、以後演劇書並びに海外文学の翻訳出版に心血を注いできました。その志は国内外の演劇文化の向上に寄与すること、優れた海外文学の翻訳による日本への紹介と普及に尽くすことでした。私たちはこの理念を社会事業として発展させるべく、1999年4月に財団法人早川記念文学振興財団を設立、活動を続けて参りました。

 2011年2月に内閣総理大臣より公益財団法人の認定を受け、2011年4月1日「公益財団法人 早川清文学振興財団」として、新たに出発することになりました。
 新財団の主たる活動は、国内外の演劇や文学に関する研究及び顕彰事業、また視覚障害者のための読書支援事業などを通じて、わが国の文化芸術の振興に寄与することです。

 英国アガサ・クリスティー社の協力のもと、早川書房との共催で、ミステリで将来性ある新人を発掘すべく「アガサ・クリスティー賞」を創設しました。
 また、2万冊に及ぶSF関連の雑誌・書籍を所蔵する「野田昌宏文庫」は、研究者や愛読者の皆様にとって貴重な資料となることでしょう。演劇・文学に関するセミナーの開催、録音図書の寄贈事業などについても継続、拡充に努めて参ります。
 今後も変わらぬご支援とご教導くださいますようお願いいたします。