THE KIYOSHI HAYAKAWA FOUNDATION

第五回アガサ・クリスティー賞贈賞式を開催

2015年11月19日、明治記念館において、第5回アガサ・クリスティー賞の贈賞式、祝賀会が執り行われました。
本年よりハヤカワSFコンテストとの同時開催となった会場は、クリスティー賞を『うそつき、うそつき』で受賞した清水杜氏彦さん、SFコンテスト大賞(『ユートロニカのこちら側』)の小川哲さん、同佳作入選(『世界の涯ての夏』)のつかいまことさんの三人を囲んで大盛況。

主催者の早川浩から、両ジャンルともに早川書房創立70周年に相応しい受賞作が出たという挨拶に続き、英国アガサ・クリスティー社会長でアガサ・クリスティーの実孫であるマシュー・プリチャード氏からの「清水さんの29歳という年齢は、ちょうど祖母クリスティーがデビューしたころ。清水さんが祖母のように輝かしい道を歩まれますように」との祝辞が披露されました。

続いて、クリスティー賞選考委員を代表して北上次郎氏が登壇し、「この本は売れる!」という力強い講評で会場を大いに沸かせると、受賞者の清水さんは、「今後もあらゆるジャンルの読者が楽しめるよう、物語を読む喜びのエッセンスを可能なかぎり盛り込んでいきたい」と決意を語りました。

その後、国際協力銀行総裁で『ミステリで知る世界120カ国』の著書がある渡辺博史氏の乾杯で祝賀会が始まり、ミステリ、SFの関係者が和やかに交流する場となりました。