
原尞講演会「沢崎と私の30年」を開催
2018年3月2日、伝説の直木賞作家・原尞氏の作家デビュー30周年を記念して原尞講演会「沢崎と私の30年」を、信濃町の明治記念館・孔雀の間において開催しました。
定員を上回る皆さまの聴講のご応募をいただき、当日は約200名の方々が来場されました。
14年ぶりに私立探偵・沢崎シリーズの最新作『それまでの明日』を上梓した原尞氏。担当編集・千田宏之氏の司会のもと、新作発売までの14年間を振り返りながら、沢崎シリーズの主人公、沢崎についてや、フィリップ・マーロウで知られるハードボイルド作家、レイモンド・チャンドラーへの強い想い、自身の執筆スタイル、創作活動に関する話なども披露しました。
後半では質疑応答コーナーを設けられました。質問は作品や登場人物、作家本人に対する事柄や、ジャズについてなど多岐にわたり、原氏は質問者一人一人に丁寧な受け答えをし、聴講者の挙手が絶えない盛り上がりを見せました。
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