
第三回アガサ・クリスティー賞選考結果
2013年7月9日(火)、第三回アガサ・クリスティー賞の最終選考会が、選考委員の有栖川有栖氏、北上次郎氏、鴻巣友季子氏、小塚麻衣子・ミステリマガジン編集長の4名により行なわれ、協議の結果、三沢陽一氏の『コンダクターを撃て』が受賞作に決定いたしました。
第三回アガサ・クリスティー賞
三沢陽一 『コンダクターを撃て』
贈賞式は10月22日(火)明治記念館において贈賞式を執り行います。
また、詳しい選考過程、選評は、後日当ホームページに掲載いたします。
<『コンダクターを撃て』あらすじ>
吹雪の山荘で起きた女子大生の毒殺事件。
時効が目前に迫った15年後、一人の同級生が犯行を告白した。
巧緻な謎とプロット。
アガサ・クリスティーに捧げる本格ミステリ。
<受賞者紹介>
三沢 陽一(みさわ よういち)
1980年、長野県岡谷市生まれ。東北大学大学院法学研究科修士課程修了。同大学研究助手などの仕事をしながら各種文学賞に投稿し、本書がデビュー作となる。
宮城県仙台市在住。
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