THE KIYOSHI HAYAKAWA FOUNDATION

第七回アガサ・クリスティー賞選考結果

2017年7月6日(木)、第七回アガサ・クリスティー賞の最終選考会が北上次郎氏、鴻巣友季子氏、藤田宜永氏、清水直樹・ミステリマガジン編集長の4名により行なわれ、協議の結果、次の通り決定しました。

本賞/村木美涼『窓から見える最初のもの』

優秀賞/西 恭司『アラーネアの罠』

贈賞式は11月22日(水)に東京・信濃町の明治記念館にて執り行なわれます。また、詳しい選考過程、選評は追って当ホームページに掲載いたします。

<大賞『窓から見える最初のもの』あらすじ>
心を病んだ女子大生、購入した油絵の真贋を疑う経営者、喫茶店の物件探しを依頼された不動産屋の女性、自分の名前を騙った失踪人に戸惑う会社員――年齢も性別も境遇もちがう4人の人生が交錯するとき、意外な真実が……。

<大賞受賞者紹介>
村木美涼(むらき・みすず)
1967年9月、宮城県に生まれる。富山県在住。主婦。

<優秀賞『アラーネアの罠』あらすじ>
安土桃山時代、秀吉ら時の権力者が探し求める幻の茶釜に秘められた権謀術数とは?

<優秀賞受賞者紹介>
西 恭司(にし・きょうじ)
1961年12月、北九州市小倉生まれ。小倉在住。保育園経営、住職。

アガサクリスティー賞

悲劇喜劇賞

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